CD不況といわれている現状についてPart2

前回のブログで現在のCD不況といわれる状況についていろいろ勝手なことを書いたのですが、あれから継続してまたまた考えてみました。CDを再生するハード、つまりアンプ、CDプレイヤー、スピーカーを揃えるとなると結構な出費になります。要はハードが価格的に高額なのです。私はオーディオ機器に関しては、2系統のシステムで音楽を日々楽しんでおります。贅沢な環境だと思います。それぞれのオーディオ機器はオーディオマニアの方々(お金持ち?)のそれに比べるとたいしたものではありません。しかしながら、音楽は好きだけれどオーディオにはさほど興味がない方々には、例えばペア(1セット)で10万円くらいのスピーカーや、10万円くらいのアンプ、CDプレイヤーは8万くらい?計28万円というのはかなり高額の部類の買い物だと思うのです。25%の値引きで安くなっても消費税込みで22万ちょっとになります。今の時代、スマートフォン、家用のパソコンなどで月にそれなりの出費(通信費)が掛かっていますよね?その分のお金が昔はレコード代、CD代、書籍代に使われていたのではないかと。出版業界も厳しい状況みたいです。

高級オーディオはお金持ちの趣味かもしれませんが、先程の22万ちょっとのオーディオセットでもセッティングをきちんとやればかなりいい音が聴けるはずです。もちろん、CDプレイヤーとアンプを繫ぐオーディオケーブルは1万円くらい、スピーカーケーブルは”Firebird  Loudspeaker  Cable”をご使用いただければと思いますが、最初は切り売りタイプで1メートル800円くらいのものでもいいでしょう。CDラジカセ(使っている人はいないか?)やミニコンポから出てくる音とはかなり違いがあります。スタートラインですが、本格的なオーディオとはこんな音なのかと体験できるはずです。オーディオにはまってしまったら、オーディオケーブルをもうちょっと高額なものに替えてみるとか・・・クラシック音楽の再生には最低これくらいのオーディオセットが欲しところです。デノンのデジタルアンプ(PMA-50)、CDプレーヤー(DCD-50)の組み合わせは同じブランドということもありますが、非常に評判がいいみたいです。この組み合わせは定価で11万8千円ですから値引きして大体8万5千円?くらいで購入できます。これにペアで6万円くらいのスピーカーを組み合わせればかなり満足できると思います。

今、いろいろな物が価格的に安くないと売れない時代になっています。スーパーに行けば50%オフの商品など当たり前に置いてあります。通常価格の時にはその売り場にはだれもいません。オーディオ各社もあの手この手で低価格な機器を販売しているのですが、ことオーディオの世界ではある程度の金額の機器でないと納得できないと断言します。何度も言いますが、オーディオに触れることは音楽文化に触れることでもあります。あこがれのアンプ、スピーカーを手にして”いい音”を聴く事ができた時の満足感を味わってみてください。