CD総出荷枚数・6950万枚は日本のアーティストでは歴代2位(ウィキペディアより)とか、「Mr.Children」の実力は皆さんの方が詳しいかもしれません。音楽業界の人間でもない、また「Mr.Children」のCDを5枚しか持っていない私がこのグループについてあれこれ意見を言うのはちょっと気が引けますが、桜井さんのソングライターとしての凄さよりもここはドラマーの鈴木英哉さんのすばらしいドラミングについて述べさせていただきたいと思います。
2015年6月に発売されたアルバム”REFLECTION(Drip)”に収録されている”幻聴”はアップテンポなリズムに歌詞が気持ちいいくらいにリンクした、このアルバムの中で私が一番好きな曲です。私の勝手な意見を言わせていただければ、この曲のドラムの世界観はいわゆる”ロック”のドラムの範疇を超えているものだと思います。なんというか少しジャズっぽい香りもするのです。このアルバムに収録してある別の曲”足音〜Be Strong”はいつもの「Mr.Children」のドラミングです。”幻聴”のそれとは大分違う気がします。プロのドラマーだから当然?でしょうけれども、鈴木さんは本当に懐の深いドラマーだと思います。まあ、「Mr.Children」の凄いところは音楽表現の切り口の多様さ(ドラミングの多様さはもちろんです)、そして、曲の完成度の高さにあるのではと思っています。最近のアルバムで特にそのことを感じます。
5枚のアルバムの中で私が気に入った曲をお伝えしたいと思います。
1位・・・”Sign”/2004年のTBS系ドラマ「オレンジデイズ」の主題歌にも使われておりました。後半の静かな盛り上がりがこの曲の完成度の高さを 感じます。この曲でこのグループを好きになりました。アルバム「I♡YOU」に収録
2位・・・”幻聴”/ケーブル制作作業のBGMとして非常に作業がはかどるといいますか、とにかく聞いていて「幸せ」になれる素晴らしい曲だと思い ます。アルバム「REFLECTION(Drip)」に収録
3位・・・”HANABI”/2008年のフジテレビ系ドラマ「コード・ブルー/ドクターヘリ緊急救命」の主題歌に使われておりました。
私はバッハもショパンもビートルズもエルトン・ジョンも聴きますが、J-POPも好きなものは聴きます。次は高校生の頃から好きな「エルト ン・ジョン」について書きたいと思います。