ちょっと前のことですが、昨年の12月5日に浜松国際ピアノコンクール本選1日目に行きました。結果1位はイタリアの二十歳の青年アレクサンデル・ガジェヴさんが獲りました。彼が本選で選んだのはプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番という非常にテクニックを要求する難曲でした。私個人はその前に演奏したサンフランシスコ生まれで18歳の中国系アメリカ人、ダイエル・シューさんが良かったと思いますが・・選んだ曲も私の好きなラフマニノフのピアノ協奏曲第2番だったので。ちなみにダニエル・シューさんは第3位でした。しかし、このコンクール以降プロコフィエフのピアノ協奏曲が私のお気に入りになり、ほぼ毎日アシュケナージのCDを聴いております。浜松アクトシティ大ホールは大変響きの良いコンサートホールでした。こんな立派なホールで聴く事ができる浜松の人が本当に羨ましい。特に感激したのはオーケストラのコンサートバスドラム(大太鼓)の低域の凄い音でした。こんな重低音はオーディオシステムのスピーカーで再現するのは無理です!