ビリー・アイリッシュのCDを聴いてみましたが・・

オーディオを趣味にすることは、結局のところ、とにかくシンプルに好きな音楽を聴くことだと思います。高価なセパレートアンプ、あるいはスピーカーを買って一日中眺めて過ごす・・確かに名の知れたブランド機器を所有する悦びを私が否定してもしょうがありませんけれども。私がブログでアナログ盤、CD盤をとにかくいろいろ紹介させていただいているのは、結局のところ音楽をきちんと聴いていただきたい・・・この一点につきます。近頃は音楽を聴く方法が多様化していて、”サブスク”(Spotifyなど)で気軽に楽しんでいる方もおられます。実際サブスクで、あるアーティストの新しい楽曲を知りましたという方もいるのでそれなりに存在価値(偉そうですいません)はあります。私はサブスクは契約していませんが。

まあ、それはさておき、ブログではバッハ、ショパンとか、ボブ・ディラン、ビートルズとか若い世代の方々にはちょっとピンと来ないのかなということで、今回は”ビリー・アイリッシュ”さんのアルバムです。タイトルが ”When  We  All  Fall  Asleep, Where  Do  We  Go ? – DELUXE  EDITION “という長いものです。以前、テレビでビリー・アイリッシュさんがお兄さん?の弾くギターをバックに昔のフォークソングみたいな曲を歌っているのを観た事があり、日本で言えば ”あいみょん”のような方かなと思っておりました。がしかし、私の勝手なイメージは見事に裏切られました。ビリー・アイリッシュさんの楽曲について、私がとやかく説明しても意味がないのですが、このアルバムの3曲目の ” xanny ” は途中から音が割れているのです。CDプレイヤーの調子が悪いのかなと思い、別のCDプレイヤーでも聴いてみましたが、同じだったので、そうゆう音にしたのかなと。これはちょっとまずいんじゃない?と思いますが、彼女を支持する人たちにとってはまあいいじゃないということでしょうね。1曲目の” bad  guy “は聴き込むうちにだんだん慣れてきました。ラストの17曲目 ” bad  guy (with  Justin  Bieber) ”は日本盤のみのボーナストラックで、あのジャスティン・ビーバーとささやくように一緒に歌っています。普段はアナログ盤を聴いているので、最新の録音機材?を使っているためか、特にベース(シンセサイザーで造った音?)のカラダに迫ってくる低域は凄いです。しばらく聴き込んでみたいなあと思わせる不思議なアルバムです。ちなみに、ビリー・アイリッシュさんはどんな方かというと2001年にアメリカ合衆国ロスアンジェルス生まれ、幼い頃からビートルズを聴きまくって育ったとのことです。ビートルズから大きな影響を受けたらしいとのことで、14歳の時に作曲した初の楽曲”オーシャン・アイズ”はローティーンが制作したとは思えないほど、完成度が高く、瞬く間に数百万の再生数を記録したそうです。これまで発表した楽曲の総再生数は50億回を突破。再生数という表現が今の時代を感じます。全英、全米を含む11カ国でアルバム1位を獲得等々(ライナーより)。凄い才能ですよね。