やっとクラシックを聴きたくなる季節になりましたよね。

今年の夏の暑さは異常でした。まあ、来年の夏も同じことを言うと思いますが。最近は夜になると多少涼しく感じるので、バッハとかショパンでも聴くか・・そんな気分になります。という訳で、ここはやはりアナログ盤の登場です。ショパン国際ピアノコンクールのファイナリストの皆さんがオーケストラをバックに弾く有名な「ピアノ協奏曲・第1番」第3楽章については、初期のブログでも紹介しました。今回ご紹介するのは、イングランド北部の都市リーズで1972年に開催されたリーズ国際ピアノコンクールで優勝したマレイ・ペライアさんがズービン・メータ指揮ニューヨーク・フィルをバックに録音したアナログ盤です。ピアニストのマレイ・ペライアさんのピアノは叙情性を強く感じるというか、ピアノの音色がキラキラ輝いているようなイメージです。ショパンのこの曲にはうってつけのピアニストと言えるのではないでしょうか。この盤はCDでも発売されていますので是非聴いてみていただきたいです。またペライアさんのソロ演奏のものとしては、バッハ/ゴルトベルク変奏曲(BWV 988)、同じくショパン/4 Ballades (4つのバラード)もなかなか魅力的な演奏です。有名なエチュード  ホ長調  作品10-3 ( 別れの曲 )は皆さんお聴きになれば多分お分になる曲だと思います。

さて、ショパン/ピアノ協奏曲  第1番の最終楽章/第3楽章でのペライアさんのピアノは、技術的なテクニックは十分持っている方ですが、テクニックに走らない素晴らしい演奏だと思います。ちなみに、2021年リーズ国際ピアノコンクールで第2位という素晴らしい結果を残した日本人ピアニスト、小林  海都さんおめでようございます。ちょっと遅いですが・・