アース線で結構音が変わるんですね。

今、”ファイアーバード・ラウドスピーカーケーブルVersion2”と”ファイアーバード・ジャンパーケーブル”の発売に向けてホームページのリニューアル作業を進めております。もう少しお待ちいただきたいと思います。大変申し訳ありません。最近、アナログディスクを聴くことが多くなったことは前回のブログで書かせてもらいました。アナログプレイヤーはアンプと繫ぐ際、オーディオケーブルと一緒に必ずアース線をアンプのアース端子に繫がないといけません。アース線が内蔵されたタイプのオーディオケーブルも売られていまが、少し高価なものが多い気がします。以前私は適当な銅線(安いものです)に圧着端子(これも1個数十円のもの)を繋ぎアース線として使っていましたが、専門知識のある方が制作したアース線に変えるとどれほど違うのか、試しに購入しました。それほど高価ではありませんが、それでもそこそこの値段はしました。結果はびっくりするほどの違いでした。きちんと丁寧に作られたアース線だからこその音なのかなと。私もオーディオファンの端くれとして”音”が少しでも良くなるように日々研鑽しております。ちょっとの変化(音がちょっと良くなる、あるいはなんだか変な音になったな)に大袈裟に反応するのがオーディオファンなのです。

今制作中の”ファイアーバード・ラウドスピーカーケーブルVersion2”、そして新商品”ファイアーバード・ジャンパーケーブル”のコンセプトである「実在感のある音」を謳っております。おこがましいとは思いつつ、私なりに丁寧にきちんと制作しております。先にご紹介した”きちんと制作されたアース線”の制作者の方の姿勢に負けないよう心がけて制作に励む所存です。

さて、どんなアナログディスクで試聴したかと言いますと、「ボブ・ディラン/ショット・オブ・ラブ」です。ボブ・ディランの”キリスト教3部作”の最後のアルバムになります。21作目になるこのアルバムは1981年8月にリリースされ、ビルボード200チャート(USA)で最高33位、全英アルバムチャート6位ということなので、英国で評価の高いアルバムになるのでしょうか?音質的には今までいい加減なアース線を繫いで聴いていた音とは相当違う”空気感”を感じます。まさに”実在感のある音”です。アナログ盤はCDとはまった音の質感が違うことを今更ながら痛感しました。アース線を変えただけなのですが、オーディオはなんと奥が深いものか・・私もまだまだです。

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