”レコードのぬくもり 若者とりこに”の朝日新聞の記事についてです。

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少し前になってしまいましたが、今年の2月12日(金曜)の朝日新聞朝刊”文化・文芸”のページのタイトルをそのまま使わせていただきました。記事によるとアメリカ合衆国でのレコード売上が、CDを上回ったという全米レコード協会の昨秋の発表は”衝撃をもって受け取られたそうな。日本でもレコードの売上はこの10年で10倍以上になったそうです。カセットテープ市場も、世界的ミュージシャンが続々参戦し、熱を帯びると書いてあります。サブスクリプション(定額制)の配信によって1000円程度で数千万曲が聴ける時代に、なぜアナログ(私はどうもこの言い方が好きではありません)が人を引きつけるのだろうか。記事をそのまま転用していいのか気になりますが、要は”デジタルに疲れちゃった”ということを言いたかったのでしょうね。2020年1月29日にこのブログに私がアップした「マツコさん曰く”みんなデジタルの音につかれちゃったのかな?”」にリンクしている新聞記事だったので、我ながら”やっぱりそうゆうことね”と納得したのです。そういえば、「マツコの知らない世界」で”カセットテープの世界”なんていうタイトルもありました。大体サブスクリプションで数千万曲聴く人なんていないですよね。クルマを運転しながらとか、コロナ禍で家でリモートで仕事しながら音楽を聴く方はいるかもですが、せいぜい数百曲くらいじゃないでしょうかね。わかりませんけれども。

朝日の記事に戻りましょう。東京・新宿に2019年にオープンしたアナログレコード専門店(こんなお店がオープンしたのですね)「タワーヴァイナル新宿」も若い世代が多いとのこと。この記事の中で私が嬉しかったのは、このレコード専門店の店員さんが制服姿の女子中学生に「レコードってどうやって聴くんですか?」と聴いてくるとのこと。店員さん曰く「レコードを古いものと思われていない。音楽をモノ(レコード盤?)として所有した経験がないから、新鮮に感じるんだと思います。」またまた記事をそのまま使わせていただき申し訳ありません、本当に。女の子たちが店員さんにいろいろ質問している光景、微笑ましいかぎりです。”音楽がデジテルデータ”になったことでつまらなくなったのだと思います。先程の女の子達、あるいは男の子達がこれからどう音楽と関わっていくかはわかりませんが、レコードは結構しぶとく生き残ってゆくのかなと思います。レコードジャケットのデザインも奥深いものがありますよね。興味のある方は是非この記事を読んでいただきたいです。カセットテープでは”レディ・ガガ”の新譜続々なんていう記事も載ってますよ。