スピーカーケーブルはオーディオアクセサリーの1つに過ぎないことは重々理解していますが。

オーディオ製品の主役はなにか?という問いにスピーカーシステムを挙げる方は、オーディオ評論家の方々を含め数多くいらっしゃると思います。やはり、最終的に”音”を出すモノだからというのが理由です。実際、海外の有名ブランドである”JBL(アメリカ)”,”タンノイ(英国)”などオーディオに関心のない方でもそのブランド名は耳にしたことがあるのではないでしょうか?また、オーディオショップや、家電量販店のオーディオコーナーに行ってみますと、”DALI(デンマーク)”、”KEF(英国)”ELAC(ドイツ)”などの新興?ブランドも数多く登場しており、売り場面積的にもスピーカーシステムの占める割合は大きいのです。特に海外ブランドはデザイン的にも非常に個性的で、買う側も選ぶ楽しさもあります。その点、国産ブランドは個性的なデザインを打ち出しているものがあまりないなという気がします。優等生的というか真面目というか・・国産ブランドのデザインはどうしても好きになれないのです。やはりデザイン的に好きになれないと買う気になれません。

オーディオ機器の価格バランス的な意見として、オーディオ評論家のある方はスピーカー価格(左右1セット)の3倍から4倍の価格のアンプが妥当だとおっしゃっておりました。つまり、アンプこそお金をかけなくてはという意見です。なんとなくですが理解はできます。恥ずかしながら私もその価格バランスにはかなり影響は受けました。しかしながら、オーディオファイルと呼ばれる人々の高額品指向?だけでは趣味としてのオーディオはこれから先細りするだけじゃないかと私は思うのです。一部のマニアの方、お金のある方だけに向けた製品だけではだめだと思います。確かにアンプはスピーカーをドライブしなくてはいけませんので電源のしっかりしたものでないと音質的に満足できないかもしれません。そうゆう意味ではアンプ、スピーカーどちらも大事です。しかしながら高価なアンプ、スピーカーを揃えるというのは今の時代なかなか難しい・・・オーディオ以外にもお金をかけなくてはいけないことは山ほどありますもの。とはいえ私は皆様になんとか頑張っていただいて”音楽”で感動していただきたいのです。

スピーカーケーブル、オーディオケーブル(RCAピンケーブル、XLRバランスケーブル)は数あるオーディオ製品の中では主役ではありません。けれどもアンプとスピーカーを繫ぐスピーカーケーブルは最終的な”音”に決定的な影響があると私は思います。以前、このブログで書いたことですが、居間に置いているKENWOODのアンプKA-3060R(ヤフオクで落札したものですが、当時の販売価格は¥36,000です)とCharioのスピーカー”Reference  100”を繫いでいるスピーカーケーブルは”FIREBIRD ラウドスピーカーケーブル”です。手前味噌になってしまいますけれども音を出してみて非常に驚きました。しつこくてすみません!前にも書きましたけれどもアンプもスピーカーも高価な製品でありません。そこそこの価格でも十分に”感動”できますよ!ちなみにRCAピンケーブルはオーディオクラフトのMX100で、価格的にも¥13,000?くらいだったと思います。