どうしてでしょう?畑違いの私がスピーカーケーブルなんて作って売れるのか?まあ、悩みました。それでも自分のイメージしたケーブルを作りたいという想いを捨てきれず、ホームページに載せるのに随分時間が掛かってしまいましたが、私なりに満足の行くスピーカーケーブルができたと思っております。オーディオに興味がない方はご存知ないかもしれませんが、アメリカの著名なオーディオケーブルのブランド「WIRE WORLD」の創始者デビッド・ザルツ氏曰く”他のブランドのケーブルは自分の目指す音ではないので自分で作ることにした”・・私の場合もこの言葉に尽きます。過去、いろいろなスピーカーケーブル(全て切り売りタイプのものです)を使ってきました。どうゆう種類のケーブルがいいのか?は大体ですがなんとなくわかってきました(偉そうですみません!)。私なりの結論ですが、線材の違いより端末処理の違いが音質に大きく関わっているのでは?と思うようになった訳です。
話を最初に戻そうと思います。私は今スピーカーケーブル制作販売とグラフィックデザインの仕事という二足のわらじ状態、年齢的にも60歳を過ぎております。デザインセンスというか今の時代に即したデザイン感覚にはついて行けないところは正直あります。ただ年齢に見合ったデザインの需要はあるのかなあとも思います。デザインの依頼があればなんとかそれに応えなければならないとも思っております。モノを売る事は片手間ではできないとわかっています。とはいえ私はスピーカーケーブルの制作販売は(本人の勝手な想いですが)使命感みたいなものとして捉えていただければと・・・。