カセットテープの音を憶えていますか?

デジタル録音されたCDの明瞭な音に比べれば、カセットテープの音(ノーマルテープ)は確かに音の解像度は低いですし、レンジも広くはありませんが、刺激的な音ではないので、ヘンデルの「メサイヤ」などを聴くときはLPレコードからカセットテープに録音したものを聴いております。録音をする時はバイアス調整などいろいろ面倒なところもありますが、うまく録音できた時はなんだかうれしい気分になります。昔発売されたテープはヤフーオークションを使って手に入れています。オーディオ機器修理の業者さんによれば、メタルテープ、クロームテープはヘッドが摩耗するのが早いということで、落札するのはもっぱらノーマルテープのみです。お気に入りのテープはTDKのAD、DENONのRD-X、太陽誘電(That’s)OW-1あたりでしょうか。使用しているカセットデッキはKENWOOD KX1100Gです。デザインが気に入りヤフーオークションで落札たものです。SONY、Nakamichiなどのデッキに比べると地味な存在ですが、オークションでも結構人気のあるデッキです。落札したカセットテープは当然使用期限は過ぎていますが、音の劣化は私の耳では感じません。