お気に入りのパワーアンプ「Technics SE-A3000 Ver.3.0」が何だか変です。

テクニクスのパワーアンプSE-A3000 Ver.3.0は数年前にスピーカー切り替えスイッチが不調(音が割れる等)になり修理に出そうとして、テクニクスの修理担当部署に症状をEメールしましたが、生産終了から10年以上経っているので修理はできませんということでしたので、いろいろ探した結果ある修理してもらえる所が見つかり、修理をしていただき、しばらくの間は問題なかったのですが、最近また音が割れる、左側のスピーカーがまったく鳴っていない等の症状が出てきました。おそらくスピーカー切り替えのリレー部の再不具合だと思われます。オーディオ機器は使っていくうちに壊れるものだということを改めて痛感しています。

「テクニクスSE-A3000 Ver.3.0の修理」を改めてネットで検索してみても、修理代金がかなり高額だったりします。このパワーアンプは大変お気に入りなのでなんとかしたいのでまあもう少し探してみようと思っております。

という訳で、もう一つのシステムで使っているヤマハさんのA-S2000というプリメインアンプをJBLコントロールモニターmodel4319に繫いでみました。スピーカーケーブルは ” Firebird Loudspeaker Cable B/Sタイプ6.5M ” に ” Firebird Junper Cable B/Sタイプ ” を使ったバイワイヤリング接続です。結論を言いますと、A-S2000で問題ないじゃんということで安心しました。手前味噌になり申し訳ありませんが、このスピーカーケーブルとジャンパーケーブルの影響は大きいと確信しました。A-S2000とJBLのこのスピーカーは相性はかなり良いと思います。これからそこそこ高級なヤマハさんのプリメインアンプを購入しようと思われている方にはA-S2000に近いランクの商品としてA-S2200あたり(バランス接続用XLR端子付き)はお薦めですが、価格的に約2倍になっているのでもう一つ下のランクのA-S1200になるのでしょうか?しかしながらバランス接続用XLR端子はなくアンバランス(RCA端子)入力専用設計になっております。(ちなみにA-S2000はバランス端子あり)実際に聴き比べてみてもその違いは私にはほとんどわかりません、バランス接続用XLR端子は高級アンプには大体付いていることが多い端子ですが、XLRケーブルの見た目的なカッコよさもありブームになっている感じはします。A-S2200はメーカーの希望小売り価格は¥418,000で、A-S1200は¥286.000になっていますがそれぞれの実売価格はどれくらいになるかはなんともいえません。実際この2つのアンプの違いはバランス接続用XLR端子があるかないかの違いだけではないのかなとは思います。価格的にそれなりに開きがあるので。

私は今年で70歳になりますので、今更高額なオーディオ機器を購入することはないかなと思っております。今所有しているものを大事に長く使うことを心がけています。オーディオ機器を含め家庭電気製品は使っていくうちに必ず不具合が生じます。生産終了から10年経った電化製品はメーカーの在庫に部品はないと思った方がいいみたいです。メーカーとしても新商品を買ってもらった方が利益も出ますしね。