何時買ったか忘れたSPITZのアナログ盤がなんともホットする音!

我ながら節操のない音楽の聞き方だと自任しております。イーグルスの後にJ.S.バッハの教会音楽、そして今回のSPITZであります。例えば一日中バッハを聴くことはもちろんあります。がしかし、2日間続けてバッハを聴くとなるとちょっときついものがあります。気分を変えて今日はショパンを聴くとか、明後日はストラヴィンスキーにしようなど、実に幅が広いところがやはりクラシック音楽は魅力的でして・・・。という訳で今回は日本のロックグループ?SPITZです。全体を通して摩訶不思議な ” 詩 ” が特徴的なのと、草野マサムネさんの個性的な声質とも相まってなかなかユニークなバンドです。最近テレビの音楽番組で見かけませんがどうしておられるのでしょうか?

「インディゴ地平線」のアナログ盤を私が何時買ったかは忘れました。リリースされたのは、1991年3月らしいので、かれこれ30年以上前に購入したようです。そんなに経ってしまったのかと愕然としました。タイトルは ” 7th Spitz Analog Disc Collection/インディゴ地平線 ”となっております。アナログ盤シリーズをリリースされたのはリーダー?草野さんのこだわりなのかどうかはわかりませんが、音質的に分解能に優れた素晴らしい録音 ” とはいえないのですが、なぜかこの高域が伸びきっていない音質はなんだかホットします。有名どころの曲は、A面4曲目の ” 渚 ” とか、B面6曲目の ” チェリー ” あたりでしょうかね。この2曲以外の私的にもお薦めは、A面の1曲目” 花泥棒 ”のロック調の曲はなかなか渋い曲です。2曲目の ” 初恋クレイジー ” はいつものスピッツサウンドです。3曲目のタイトル曲の ” インディゴ地平線 ” は私の感覚ではビートルズを彷彿とさせてくれます。B面の2曲目はアップテンポのロックンロールで思わず体が動いてしまいます。同じB面の4曲目 ” マフラーマン ” もユニークな曲で、ライナーに4コマ漫画的イラスト(スピッツ・オリジナル・コミック1/和田ラジオ)がレイアウトされておりグラフィック的に凝ったものです。” 渚 ” ,” チェリー ” はポピュラーな曲で一般受けすると思いますが、それ以外の曲も捨てたものではありません。偉そうですみません。

レコード番号は、POJH-1003、レコードレーベルはポリドール。オレンジ・クリア・ヴィニール使用となっていて、赤オレンジの盤です。この盤以外に6枚のアナログ盤が発売されているようです。