今回のシングル盤(ドーナツ盤)は、アルバート・ハモンド以外、比較的新しい時代に買ったものです。といっても、アルバート・ハモンド「カリフォルニアの青い空(A面)」、「落ち葉のコンチェルト(B面)」の豪華カップリングシングル盤は、私が高校2年の頃に発売されたものなので、40年くらい前になります。このドーナツ盤自体は10年くらい前にヤフオクで落札したものです。個人的には「落ち葉のコンチェルト」のなんというか秋を感じられる曲調が好きですが、「カリフォルニアの青い空」もその題名のように、スカッとした空気感を感じられて魅力的な曲です。アルバート・ハモンドさんは1944年にイギリス、ロンドンでお生まれになったみたいで、その後スペイン南部のイギリスの海外領土であるジブラルタルで幼少期を過ごされ、1970年代にアメリカ合衆国に移住。1972年「カリフォルニアの青い空」がビルボード最高位5位を記録したとのことです。(ウィキペディアより)ただ、残念ながら音質はあまり良くありません。レーベルはCBS/SONY、レコード番号は06SP 88になります。最初が英語の ” O ” かもしれません。
さて、エルトン・ジョンの曲の中でも大変お気に入りの曲「恋のデュエット」は、1976年6月にリリースしたデュエット曲です。デュエット相手のキキ・ディーは、エルトン・ジョンが立ち上げたレーベル ” ロケットレコーズ ” に所属した最初の女性シンガーだそうです。軽快なリズムとスプリングス(弦楽器)のセンスの良さが光ります。私はこの曲は編曲の素晴らしさで大変な名曲だと思います。また、キキ・ディーの声質もエルトン・ジョンの声質によくマッチしています。そして、音質はこの時代にしては非常に優れており、安心して聴く事ができます。レーベルは東芝EMI、レコード番号は IVR-20051です。
そして最後のドーナツ盤は「愛のコリーダ(英語のタイトルは ” AI NO CORRIDA ” ) 」であります。1976年に公開された日仏合作映画 ” 愛のコリーダ ” の日本語名から採られています。詳しくはウイキペディアを検索していただければと。この曲は1981年にクィンシー・ジョーンズによるカバーがディスコ音楽として大ヒットしました。当時の日本はバブル経済の真っただ中で、六本木のディスコでは頻繁に曲が流れていたそうな。1982年のグラミー賞では、ジェリー・リーとクィンシー・ジョーンズが、この曲で最優秀インストゥルメンタル・アカンパニング・ヴォーカリスト賞を受賞されたみたいです。音質は1980年代の録音なので、素晴らしいの一言です。デジタル録音かアナログ録音かはわかりませんが、クラシック音楽の世界では1980年代あたりからデジタル録音が出始めているので、この曲はデジタル録音かもです。