テクニクス・パワーアンプ「SE-A3000N VER.3.0の音はやはり素晴らしいです。

製造終了から10年以上経っているテクニクスのパワーアンプ ”SE-A3000N  Ver.3.0”の調子がおかしくなったのは去年のクリスマスあたりからです。急にウーファー(低域側のスピーカー)から音が聞こえなくなる症状が出始めました。スピーカー切り替えスウィッチが原因かなあと思い、テクニクスのサービスセンターに送っていろいろチェックしてもらいました。結論から言えば製造終了から10年以上経っているので交換パーツがないとのことで修理してもらえませんでした。しかしながら、大変気に入っているアンプでなんとか直したかったのでネットで調べました。名前を出していいものかと正直迷いましたが、非常にきちんとした対応をしていただきテクニクスさんでは断られたSE-A3000N  Ver.3.0が見事甦ったのです。神奈川県綾瀬市にある(株)HIROSEという修理専門?の会社です。ネットで調べると出てくると思います。修理担当の方によれば修理依頼が相当あるみたいです。ということは相応な実績があるということでしょうね。時間はかかりましたが結果的にこの会社に修理依頼をして良かったと思っております。私としては純正の部品でなくてもなんとか代替え品という形でテクニクスさんで修理していただきたかったと思っていますが、メーカーとして純正パーツにこだわられたのでしょう。

修理してもらったアンプについてですが、私の感覚ですが音質的にはほとんど変わったところはありません。交換したパーツはスピーカー切り替えスウィッチのリレー部分のパーツです。パーツ交換後エージングにかなりの時間を割いていただいたようです。こうゆう細かな作業をされているところが信用に繋がっているのかなと思います。

このパワーアンプのスピーカー出力端子はバナナプラグに対応していますので”ファイアーバードラウドスピーカーケーブル・BANANA/BANANA3.5M”を繫いで聴いております。高級なパワーアンプに比べるとちょっとおとなしい音ではありますが、”長く聴いていても耳が疲れない音”は私にとってかけがえのない音なのです。