先日、ミュージカル映画「グレーティスト・ショーマン」を観ました。大画面で観る映画はやはり迫力があります。シネコンですから音も素晴らしい。耳がおかしくなるくらいの音量でしたけれども。早速、ネットでサウンドトラック盤のCDを買いました。この映画の音楽は、第89回アカデミー賞の歌曲賞を受賞したミュージカル映画”ラ・ラ・ランド”を手がけたベンジ・パセック、ジャスティン・ポールです。このサントラ盤は”ラ・ラ・ランド”と同じくらい音質が素晴らしいです。是非、一度聴いてみてください。ミュージカル映画なのでストーリーについては敢えて触れませんが、出演している俳優陣はミュージカル、ダンス経験豊富な人たちで実際に本人が歌っていることも多くそこらあたりが日本の俳優達との違いなのかななんて思います。エンタテイメントの世界ではアメリカ合衆国はやはりすごいなと思います。このミュージカル映画は19世紀に活躍した実在の興行師P.T.バーナムの成功物語で、バーナムを演じるのは「X-MAN」でおなじみのヒュー・ジャックマンで、実際本人が歌っています。バーナムの奥さんは「マリリン7日間の恋」でマリリン・モンロー役を演じたミシェル・ウィリアムスで役どころにぴったり、そしてバーナムのパートナー役は「ヘア・スプレー」のザック・エフロンなどなど・・・吹き替えで歌っている歌手の方々も大変上手、本当に楽しめるミュージカル映画です。評論家のみなさんの映画としての評価は二分しているみたいですけれども。
最近はLPレコードばかり聴いていたので、このCDを最初聴いた時はちょっと耳が疲れました。LPレコードに比べると音的にはかなり刺激が強いのですが、そのうちに慣れてきました。このCDを楽しむには映画はやっぱり観たほうがいいと思います。
収録されている曲目の中で印象に残ったものは、7曲目の「ディス・イズ・ミー」で、地を這うような低音(オーディオ的に使い古された表現ではありますが)を聴く事ができます。そして、9曲目の”タイトロープ”はバーナムの奥さんチャリティが歌うワルツのメロディが耳に残ります。実際歌っているのはプロの女性歌手が吹き替えで歌っているみたいですがすばらしい曲です。この曲も音的には所謂ピラミッドバランスの音でオーディオ的に大変気持ちのいい仕上がりになっています。”ファイアーバード・ラウド・スピーカーケーブル”は刺激的な音がしない、聴き疲れしないケーブル”ではありますが、低域から高域までの広い気持ちのいいレンジ感を感じる事ができるケーブルだと思います。お気に入りのスピーカーに是非繫いで楽しみませんか?